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  • 2014.06.03 Tuesday
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『ねこ!ネコ!猫! NEKOミステリー傑作選』 山前譲編/徳間文庫

ねこ!ネコ!猫!―NEKOミステリー傑作選 (徳間文庫)
ねこ!ネコ!猫!―NEKOミステリー傑作選 (徳間文庫)

赤川次郎/小池真理子/加納朋子/倉知淳/
柴田よしき/黒崎緑/仁木悦子らによる、猫ミステリ・アンソロジー。

【収録作品】
『保健室の午後(赤川次郎)』・『共犯関係(小池真理子)』
『猫の家のアリス(加納朋子)』・『猫と死の街(倉知淳)』
『光る爪(柴田よしき)』・『見えない猫(黒崎緑)』
『一匹や二匹(仁木悦子)』


7作中、3作(加納・倉知・柴田)既読のものが含まれてるってのも、
猫本集めていたら仕方ないことかなーと思いつつ。
加納朋子さんのは『「ABC」殺人事件』という、
特に猫本ではないもので読んだものだけどね。

赤川次郎さんのは三毛猫ホームズもの。
ええ、猫本を集めているのに、三毛猫ホームズシリーズは、
こういうアンソロジーに含まれてる時にしか読んだことがないという・・・(^^;
<だって、冊数、多すぎる・・・

小池真理子さんも猫好き作家さんで有名かと思うけれど、今作が初読かな。
猫好きな男の話だけど、こういうのは結構好きです。
海外猫ミステリの短編で、こういうのってある感じ。

加納さんと倉知さんのは、どっちも猫が死ぬという描写や言葉があって
その辺は嫌なんだけど、読んでると大丈夫・・・・・・ってネタバレ?(汗)
どっちも既読だったものなんだけど、お話としては好きな方。
加納さんの方は、この短編しか知らず、シリーズもののようで
これだけだと、ちょっとキャラが判り難いです・・・。

柴田よしきさんのは、正太郎シリーズのもの<既読だったもの
ニンゲン側からの描写のもの。
私は正太郎目線のお話の方が好きなんだけどねー。

黒崎緑さんのは、ペットシッターが主役で、いない猫の世話を頼まれる話だけど
うーん、私はこのペットシッターさんに何か頼みたくはないなー。
のっけから猫が死んでいるので、そういう意味でも。
終わり方は好き。これだけ唯一の書き下ろし。

仁木悦子さんは、猫好き作家さんで有名な方。
でも意外にも猫が登場する作品は少ないそう。
亡くなっている方だけど、猫ミステリの先駆け、みたいな女性作家さん。
この作品も面白かったので、仁木さんの作品は手に入りにくいものが多いけど
『赤い猫』も欲しいなー。


『ペルシャ猫の謎』 有栖川有栖/講談社文庫

オンライン書店ビーケーワン:ペルシャ猫の謎
ペルシャ猫の謎
有栖川 有栖〔著〕

国名シリーズ第5弾。
表題作他、『切り裂きジャックを待ちながら』、『わらう月』、『暗号を撒く男』、『赤い帽子』、『悲劇的』、『猫と雨と助教授と』の短編7作。

ここに書くために再読。
ちゃんと(?)猫が出てくるのは、表題作と、『猫と雨と〜』の2作。

この本の中で、表題作の『ペルシャ猫の謎』が、一番の謎です。
これはミステリなのでしょうかっていう(笑)
でも猫好きにはうなずけるエピソードはある。

「切り裂きジャック〜」がミステリな作品の中では好き。
「悲劇的」は、ミステリではないけど、同調してしまう・・・。
いい人が殺されて、ろくでもない加害者が守られていたりする世界にいて
神様なんかいないと、いるのなら神様は何やってんのと、思う気持ちに
引っ張られる。

火村助教授が猫大好きってことが判るだけでも、私にはこの本は
価値がありw
<有栖川有栖が、火村先生が飼ってるとされる猫たちの
<モデルとなる猫と暮らしてることもね
とりあえず、他にも火村助教授と作家アリスのシリーズを読んだことがある人が
読んだ方が楽しめるだろう。

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『黒猫の三角』 森 博嗣/講談社文庫

オンライン書店ビーケーワン:黒猫の三角
黒猫の三角
森 博嗣〔著〕

Vシリーズ第1作。
3年前の7月7日、11歳の少女が殺された。次の年の同日に、22歳の女子大生が。その次の年の6月6日には33歳のOLが同様の方法で殺害。今年、6月6日に44歳になる小田原静江の元に脅迫状が届いた。
探偵・保呂草は彼女に依頼され、同じアパートの練無と、彼女の誕生日パーティの身辺警護にあたる。パーティには紅子と紫子が参加していたが、密室状態で静江は殺されてしまう。謎の多い天才美女・紅子の推理が犯人にたどり着く。


ここに書くための再読。
人が人を殺してはいけない理由は何か、ということを問われてる気がする
といつも思う。
紅子さんが云う
理由さえしっかりしていれば、殺人を犯しても良いのか?
殺人者の心境を理解して何が嬉しいのだ。
これらの言葉が、凄く深い。
世の中に、殺されても仕方のないような人間は、私はいるとは思う。
正直、特定の人間を、死んでしまえばいいと思ったこともある。

刑事罰上(?)、情状酌量というものがあっても、
人が人を殺すという行為そのものは、
どんな理由があってもなくても、イコールなんだろう・・・。
それは理解できるのだけど、でも、やっぱり、理由のない殺人の方が怖い。

-----
この手を使うにはこのタイミングだろう、というタイミングでのトリック(?)
という感じ。
フェアじゃない〜と思いつつ、ずるいとは思わないけど、先入観のおかげで
初めて読んだ時、全く気がつけなかった。

黒猫は登場するけど、そんなに重要さはない。
黒猫のデルタより、犬のネルソンの方が登場するしねw
猫が好きで読むと、犯人の告白部分に、酷く不快な点があり。
まぁそもそも、この犯人は不快なんだけど。
Vシリーズの中では、練ちゃんが一番好きだ。

余談だけど、私が持っている文庫の第1刷。
裏表紙のあらすじで、静江が‘静子’になってる。今は訂正されてるんだろうか。
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------------

『黒猫館の殺人』 綾辻行人/講談社文庫

オンライン書店ビーケーワン:黒猫館の殺人
黒猫館の殺人
綾辻 行人〔著〕

館シリーズ第6弾。
編集者である江南は、作家の鹿谷宛てに来た手紙に中村青司の名前を見つけた。これまで彼らが忌まわしい事件に遭遇した館の建築士・中村青司。
手紙の主は鮎田冬馬。記憶をなくし、ある手記だけを手に入院していたと云う。その手記には、《黒猫館》と呼ばれる中村青司作の館で起きた事件が書かれていた。鮎田に頼まれて、その館を探す羽目になった二人。それらしい建物があると知り、3人はそこを訪ねるのだが・・・。


何度も読んでいるので、もう何度目か判らない。
ここに書くために再読。

手記の‘過去’と、現在とが入れ替わり書かれているが、その辺で
錯綜することはない。
年配者の手記、というと、文体が古臭くて読みづらいものもあるけど
<『占星術殺人事件』とかねw
そんなこともない。

一番好きな『時計館の殺人』の後だし、猫だしで、かなり期待して読んで
「ああ、そのパターンか・・・」と思った小説。
予想がつくパターンだけど、つまらなくはないです。
変化球と著者が書くのは判る。

続きはネタバレあり。白字で伏せます。
------------

『13人目の探偵士』 山口雅也/講談社文庫

オンライン書店ビーケーワン:13人目の探偵士
13人目の探偵士
山口 雅也〔著〕

そのパラレル英国では、探偵ばかりが殺される事件が続いていた。犯人は自ら“猫(キャット)”と名乗り、童謡に見立てて探偵を殺害して行く。童謡は13人目まであり、既に11人の探偵が犠牲になっていた。
主人公の‘私’は、探偵皇の死体ともに密室で目を覚ました。‘私’は記憶喪失で自分が誰かも判らない。容疑者にされてしまい、3人の探偵の中の1人に捜査を依頼する。選択によって進む世界。私は解決にたどりつけるか。


元々がゲームブックだったものなので、普通のミステリとはちょっと様相が違う。
ゲームブックだった名残り(?)で、バッドエンドになった展開があっても
また都合よく話が進んだりするw
そのせいか、シリアスなのにふざけた感じがしてしまうのが中途半端。
登場人物の話し方とかにもあるかなとも思うけれど、
真面目なハリウッド映画でもどっかに笑えるところがある、というのとは
ちょっと違うので、その中途半端さが少し気になる。
筋のミステリは、結構王道だと思うんだけど、濃さはないので軽め。

依頼する3人の探偵士、どの人を選んだかによって展開が変わるけれど、
目撃者の証言とかは同じ<と思う>ので、一度読んでからは読み流し(^^;

‘猫’が悪役なので、猫についての描写がちょっと嫌なところもアリ。
猫そのものは登場しない。

猫本ブログに書くために再読で、一度目の感想はこちら

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『不思議の国の猫たち』 仁木悦子編/光文社文庫

不思議の国の猫たち
不思議の国の猫たち―12点のアンソロジー
不思議の国の猫たち―12点のアンソロジー
仁木 悦子

日本初の、猫アンソロジー、らしいです。
猫の登場する、ミステリ、SF、落語、マンガもありの12編。

こういう猫のアンソロジーは得てして、猫好きには不快なものがありがちで、
これも例に漏れず、物語だろうと不快で仕方ないものもあり。
<猫が虐待されるとか惨殺されるとか・・・

が、面白いと思えるのもあり、一番は『猫の皿/古今亭志ん生』。
<落語だし(笑)
『お富の貞操/芥川龍之介』、『ネコ/星新一』、『猫の泉/日影丈吉』も好き。

読みにくくて死にそうだったのが『猫の殺人/吉行理恵』。
会話がどちらが喋ってるのか判らなくなったり、事情説明がなく話が飛んだり。
『復讐は彼女に/小泉喜美子』は、もう許せません。
こういう話を書いたのが両方女性ってのも・・・。
<ペンネームだけで、実は男性ってこともありえるけど

編集もしていて、中に『誘拐者たち』という短編もあり『猫は知っていた』の仁木悦子さん。
『誘拐者たち』は、面白くない訳ではないし、この作者が猫好きと知っているので
それが微妙だけど、でもー・・・・・・。
<編集後記を読むと、やはり猫好き作家の友人に叱られたらしい(苦笑)
やっぱり猫好きとしては、こういうことをする話は書いてほしくない。

どうしても不快なもの以外は、全体的にはまぁまぁ面白かったデス。
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『黄色い目をした猫の幸せ』 高里椎奈/講談社文庫

オンライン書店ビーケーワン:黄色い目をした猫の幸せ
黄色い目をした猫の幸せ
高里 椎奈〔著〕

薬屋探偵妖綺談、第2弾。
表家業は薬屋・深山木薬店、裏では揉事相談所。見た目は美男(美少年?)だけれど、種族は実は妖怪の3人。秋、座木、リベザル。
ある日、薬屋に現われた少年は、ある少年を妖怪に食べさせて欲しい、と叫んだ。依頼は受ける筈もなかったが、その後に少年の胴体だけの遺体が発見され、しかも発見者の一人は秋。依頼された上に発見者の秋は警察に疑われ・・・。


1冊目の『銀の檻を溶かして』より、こちらが初投稿作品ということ。
修正とかされているのかもしれないけど、銀の檻〜よりは今回の方が
読みやすかった。

薬屋3人の日常を書こうとしてる、と解説にあるように、推理小説としての内容より、
3人の関係とか心の動き<と云うか主にリベザルの心の動きが多いとは思うけど
に重きを置いてある感じで、そういう描写の方が全然多い。
人によってはそれを、「余計な話が多い」と感じるかも。
ミステリとしての部分よりも、3人の関係や存在に謎が残る感じで、
謎解きは1冊目で感じたように、「ふーん」という感想になってしまい、
驚きはないし、推理小説としてはちょっと違うかなとも思う。
それぞれキャラは好きだけど、ミステリとしてはこの先買うのはどうかなぁと躊躇する。
読みたいのは読みたい気もするけど、本棚が一杯なんで(^^;

それにしても、タイトルは何ですか!?というのが不満(^^;
猫、全く出てこないし、タイトルと内容も全く結びつかないんですが・・・。
ほんとにタイトルにだけ‘猫’です。
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