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『ムーン・コテージの猫たち』 マリリン・エドワーズ/研究社

オンライン書店ビーケーワン:ムーン・コテージの猫たち
ムーン・コテージの猫たち
マリリン・エドワーズ著 / 松井 みどり訳

私、マリリンは、夫マイケルと推定17歳になるオス猫セプティと暮らしている。3人の息子たちはジョンを除いて、ダミアンとオリヴァーは独立している。私は、知り合いの家で仔猫の里親を探しているメールに飛びついて、仔猫をもらうことに決めた。
老猫セプティとメスの仔猫オットー。田舎家での猫たちとの日々がつづられたノンフィクション。


自分が予想していた、期待していた話とちょっと違っていた。
著者の処女作ということもあり、文章や流れが結構読みづらいせいもあるし、
猫への対し方が共感できないせいもあって、あまり好感が持てない本。
猫が好きで良く見ているのは文章から判るのだけど。

仔猫を迎えて、老猫セプティをちゃんと重んじなくちゃと云いながら、
仔猫が来ると、書いてあるのは殆ど仔猫のことばかり。
読んでる私はセプティの方が気になって仕方がない。

仔猫が可愛いのは当たり前なのだ。
私も猫と暮らすまでは、大人猫より仔猫の方が好きだっただろう。
でも猫と暮らして8年。今は大人猫の方が全然好き。勿論仔猫も可愛いけど。
だから、仔猫が来てセプティがどうしてるか、の方が、仔猫の可愛さより
ずっと大事なことなのに、書いてる‘私’が仔猫に夢中だから、
もう全然セプティのことが遠のいてしまう。
最初がそうだから、読み進めて行っても、書き手に対して否定的に
読みがちになってしまった。

他の仔猫の里親探しを手伝って、夫婦で車でお届けに行ったりする時も、
猫が排泄したり嘔吐したりするのを、猫の心配こそすれ
「ニオイが酷くてもうこりごり」みたいな二人が、ほんとに猫が好きなのか
信じられない。他にも、そう感じるところがあるし。

1998年から2000年のイングランドでの話だけど、仔猫の里親さんが
楽々見つかる環境だということは、凄く羨ましい。
私はあんまり書き手に好感が持てなかったけど、きっと人柄がよく
人脈がある人なのだろうなと思う。
いつも、仔猫の数以上に、希望する人数がいるなんて。
日本もそうだったらいいのに。
------------
↓ネタバレ(伏字にします)
一番信じられなくて共感できないことが、弱ってきたセプティを
安楽死させること。
しかも、著者の知人もやはり癌の老犬を安楽死させているということは
イギリスでは珍しくないことなのかもしれない。
一番セプティを可愛がってる夫のマイケルも、‘セプティはカトリックだから
安楽死はできない’とか云ってたのに、結局納得するし。
それが信じられない。

自分がそういう目に遭っていないから判らないということなのだとも思うけど、
でもやっぱりうちの猫に、その方法は、私は選びたくないと今は思う。
何が何でもと思ってる訳じゃない。

それに、田舎だからとは云え、どうして当たり前に猫を外に出すのかな。
オットーがそれで亡くなった時も、ああやっぱりと思えて泣けなかった。


マーケットプレイスで買った中古本だけど、あらすじでよさげだったから
ハードカバーなのに買ったのに、個人的にはハズレです。
好みに合わなかった。
挿絵の猫のイラストは好きなんだけどね(^^;

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  • 2014.06.03 Tuesday
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  • 13:00
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コメント
●>ろんさん
こちらにもコメントありがとうございます!
レスが遅くなってしまってすみません!(>_<)

海外の考え方って、凄く日本が遅れてると思える部分が多いのだけれど、
それはちょっと納得できないなぁというのもありますね。

安楽死のことも、人間が同じような感じになったときに尊厳死を求めるのと
同じ感覚なのかな、と、今は思えるのですが、
この本を読んだ時には、文章からはそこまでは考えられなかったと云うか・・・。

ノンフィクションで、日記のような感じもあるのですが、
弱っていく猫を事細かに書きたくなかったのかもしれない、というようにも
考えてみました。
でもやっぱりできるだけのことはしたいですよね・・・。
------------
日本でのペットにたいする接し方と、海外とではまったく違いますよね…。
日本人が見ると、そりゃないでしょ!ってことも向こうではふつうだったりして。
脳腫瘍とわかってすぐ安楽死って、日本だったらできるかぎり治療しますよね…。
国民性のちがいなんでしょうか…ペットは家族!と言っていながら、冷たい感じがします…。
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